ウェブデザインとは

ホームページを作る作業

いまや世界中で見るインターネットのサイトですが、各サイトのデザインをしている『ウェブデザイン』を手掛けている人は本当に凄い、と私は思っている。美術系が苦手な私から見たら、ウェブデザインをすることは本当に難易度の高い作業であるという印象が強くて、自分ではかなり修行しないとマスターできないのでは、ということを考えている。調べてみると、情報デザイン、もしくは工業デザイン的なスキルが求められているということもあるということで、それを見た瞬間自分には到底習熟するまでの期間が恐ろしく長くなりそうで、怖くなりそうなので、今はそのことについては考えないでおこう。

ウェブデザインといっても仕事の内容に関しては色々あり、ウェブサイト全体の情報設計を初め、見た目を中心とするグラフィックデザインやGUIの設計、更にウェブアプリケーションのUI設計構築など多岐に渡っているとのことですが、既に頭が痛くなることばかり述べられているので、これに関しても少しおいておきましょう。

歴史

ウェブデザインの歴史を調べて見ると、その始まりは1991年に世界初のウェブサイトを立ち上げたのを開発した『ティム・バーナーズ』がWWWを発明した、世界で初めてのウェブデザイナーとしてその名が知られている。よく調べてみると、ウェブデザイン業界の中では知らない人はいないというほどの有名人らしく、名前は知らなくてもWWWならネットを利用している人ならその名前くらいは知っているだろうから、それを考えるとものすごく偉大な人だということが分かるだろう。

その後CGIが発明されたことで、WWWは大きな転機を向かえることになるのだった。それまではウェブサイト作成者が発信した情報を閲覧者が受け取る形だけであったWWWだったが、CGIは双方向性のあるコミュニケーションを持たすことになる。そのことによりウェブデザインの方にも作用するように影響を及ぼすことになる。

インターネット接続環境の進歩も重なり、ウェブデザインも進化していくことになり、ダイヤルアップ接続が一時的だったことには、通信料金を考慮して、画像の使用をも極力控えてデザインがされるようになるのだった。インタレースGIFやプログレッシブJPEGもナローバンドに対応した画像ファイルフォーマットが用いられていた。動画においても比較的サイズの小さいアニメーションGIFを用いていた。しかし、ADSLやFTTHなどのブロードバンドが普及したことにより、ファイルサイズを気にすることなく大胆に画像や動画を使用することが可能となった。その結果、ウェブデザインの幅は更に広がりを見せるようになる。

Flashを始めるとする立地クライアントの登場によって、リッチで高機能なウェブデザインも増えてきている。

問題点

ウェブデザインをすることによっても、問題点は噴出することになる。どんな問題点が挙げられるのかというのを、少し見ていこう。

レイアウトの場合

ウェブページは、ユーザーのブラウザのウィンドウによってデザイン領域が制限されており、その中でどのようにレイアウトするかが一つの課題となっている。多くのデザイナーは、ウェブページ全体を固定幅のテーブルで包むことでこの問題は解決を見せている。これによって、デザイナーはブラウザのウィンドウサイズに左右されず、イメージどおりの表示結果を得ることが出来る。

ところが、レイアウト幅を固定することは、ユーザーの選択を無視することになってしまうそこでは場を固定しないレイアウトを用いることもある。固定しない場合には、ウェブページのサイズはブラウザのウィンドウ催事図に合わせて自動的に整えられている。デザイナーがどのレイアウトを使用すべきかは、文字の量や画像の多寡にもよるが、アクセスするユーザーの利便性を考えて決めるべきなのだ。

CSS対テーブル

HTML4ではウェブページの見た目にはCSSなどのスタイルシートを用いることがお勧めとなっている。ところが、Netscape Navigator 4.xブラウザ市場を支配していた時代、ウェブページをレイアウトするのにデザイナーが利用した人気の手法とはテーブルを用いることにあった。グリッドデザインの世にページを細かくレイアウトするためには、しばしば入れ子にされた何重ものテーブルが必要とされていた。

本来は、テーブルはレイアウトではなく、表データのためだけに使わなければならないものだ。それにも関わらずCSSが用いられなかったのは、Netscape Navigator 4.xのCSSの実装があまり良いものではなかったから、という理由も含まれている。なお、ウェブオーサリングツールによっては未だにこの手法を用いたテンプレートを実装している。

ブラウザ戦争末期、CSSを比較的よく実装していた『Microsoft Internet Explorer』が市場を支配するようになると、ウェブテンプレートはページをレイアウトする手法としてCSSを利用し始めていた。

今日、大半の現代的なブラウザはCSSを最大限に実装していることや、HTML5においてテーブルを用いたレイアウトがmust notという強い言葉で禁止されたこと、昨今のユニバーサルデザインを重視する風潮を踏まえてアクセシビリティの確保やユーザビリティの向上を目指してデザインが行なわれるようになったことなどから、CSSを用いてレイアウトを行うことは、ウェブデザイナーの共通認識として確立されつつある。

Flash

Adobe Flashは、ブラウザによってウェブ上に大胆な内容と様々なメディア、インタラクティブなページを作成することが可能になった。現在では、Flashの採用により全くHTMLを使用しないウェブサイトも少なくなく、またFlashをサポートしていないブラウザもある。その分、サポートを受けていないと、ブラウザ表示に問題が発生してしまい、画面には花にも映し出されなくなってしまう。そのため、アクセシビリティの観点から考えると、代替のHTMLを用意することが望ましいと考えられている。

Flashのファイルフォーマットは私企業であるアドビシステムズが策定しており、その仕様は一般にも公開されている。ライセンス上、仕様書を利用してそのファイルフォーマットのインタプリタを開発することは出来ないが、ファイルを出力するソフトウェアを実装することは誰でも可能になっている。

ダイナミック・ウェブデザイン

閲覧者や時に応じたコンテンツをアクセス時に生成する方法は2種類ある。WWWサーバ側に用意した特別なソフトウェアによって、ユーザーリクエストに応じたHTML自動的にその場で生成している。ソフトウェアは各種プログラミング言語により作成されることが多く、また各種データベースを利用することも多い。

主なフレームワーク、言語とデータベースは以下の通りとなっている。

主フレームワーク

  • ASP
  • JSP
  • ColdFusion

主な言語

  • Perl言語
  • PHP言語
  • Python言語
  • Ruby言語

主なデータベース

  • MySQL
  • PostgreSQL
  • Oracle Database
  • Firebird
  • HSQLDB
  • Apache Derby

XMLをHTMLに変換することも行われる

  • XSLT

クライアントサイド

サーバから発信した情報クライアントサイドが様々な解釈をして躍動的なページを実現することが出来ている。サーバーからスクリプトやアプレットを含めたコンテンツを送って、クライアントでそのスクリプトやアプレットを実行することになる。これによってHTMLでは表現できない装飾や動的なページが表示されることになる。クライアント側で用いられる代表的なスクリプト言語は、JavaScriptとなっている。実行結果が実行環境に依存するため、金銭を扱う場合など、僅かな間違いも許されないような場合には使用されることは少なくなっている。また、SEOやアクセシビリティにおいては様々な問題も発生することもあり使用する場合には代替テキストの使用などが推奨となっている。

ウェブデザイン技能士

ウェブデザインをする人のためにあるような資格『ウェブデザイン技能士』という資格も存在している。こちらは国が認定しているれっきとした国家資格となっている。そもそもウェw部デザイン技能士なるものの資格が存在していることにも驚いたが、それ以外にも受験資格となる項目がかなり厳しいのではないかと判断できる。

ちなみに最初に言えば、3級という初歩的なレベルでは基礎的な問題が出題されているということもあり、受験すること自体は誰でも気軽に受けられるようになっているが、3級以上に関しては最低でも実務が必要となってくる。ではそんな技能士の受験資格として挙げられている項目について説明していこう。

ウェブデザイン技能士1級

  • 7年以上の実務経験を有する者
  • 職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了後、5年以上の実務経験を有する者
  • 大学卒業後、3年以上の実務経験を有する者
  • 高度職業訓練修了後、1年以上の実務経験を有する者
  • 2級の技能検定に合格した者であって、その後2年以上の実務経験を有する者

一番近い道のりを考えても、必要最低限以上の実務経験を有していないと受験すること自体適わない1級だが、その試験に内容も複雑なものとなっている。学科や実技などに関しては2級以上の難易度を求められており、そのために合格者もかなりの関門が置かれていることは分かるだろう。

ウェブデザイン技能士2級

  • 2年以上の実務経験を有する者
  • 職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了した者
  • 大学を卒業した者
  • 高度職業訓練を修了した者
  • 3級の技能検定に合格した者

3級に受かっていれば誰でも受験することは可能となっており、1級のように実務経験を積まなくても良いところが大きな違いだろう。とはいえ、それ以外の受験資格ではやはり実務経験を積んでおいて試験を受けることに関しては問題ないだろう。むしろ実務を経験しておくことで試験も大いにはかどる結果になるのではないだろうか。簡単にはいかない試験だが、それでも1級と2級との差に関しては明白になっているほど、高い壁となっている。